かつてユベントスでプレーしていたアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、今季途中にジネディーヌ・ジダン氏が再びレアル・マドリードの指揮官に就任したことに驚きを持っているようだ。現地時間24日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
マドリードは前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げた昨季の終了直後にジダン氏が監督を辞任したことにより、今季は元スペイン代表指揮官のフレン・ロペテギ氏を招へい。
しかしチームは序盤から不調に陥ると、10月末にサンティアゴ・ソラーリ氏に指揮官が交代。その後一時は立て直しに成功したものの、2月下旬から3月上旬にわたり、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、CLのタイトル獲得が消滅したほか、リーグ戦でも首位バルセロナに10ポイント差以上つけられたことにより、ソラーリ監督も解任されていた。
マドリードは3月上旬から再びジダン氏が指揮を執っているが、これについてデル・ピエロ氏は「予想していたより彼がレアル・マドリードに早く戻ってきたし、個人的には少し驚いたね」と語っており、ジダン氏の指揮官再就任の時期について言及している。
また同氏は「ジダンはレアル・マドリードを愛しているし、家族とともに住んでいる。彼とクラブの結びつきは非常に強固なものだ。そこまで大きなサプライズではないが、復帰はとても早かった。フロレンティーノ・ぺレス会長がジダンに対して明確なプロジェクトを提示したと考えている」と自身の見解を披露している。
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