ラ・リーガ レアル・マドリード

【第4弾】ラ・リーガ期待の新星。赤丸急上昇中のセルヒオ・レギロン

ラ・リーガ期待の新星シリーズでは、スペインの地で輝きを放とうとしている10名の若手プレーヤーをご紹介していく。第4弾は、すでに実力者マルセロからスタメンの座を奪いつつあるセルヒオ・レギロン。

すでに主力としての活躍を見せ、新世代のレアル・マドリードの、中心人物となるであろう逸材だ。

颯爽と登場

今シーズンが始まるまで、レギロンに精通していた人はサッカー界の内外にかかわらず少なかっただろう。しかし、ここ数か月でその知名度は爆発的に広がり、ラ・リーガ屈指の新星として認知されている。マドリード出身のレギロンは2018年11月にラ・リーガデビューを果たすと、最初の45分間で34本のパスを成功させ、左サイドから危険なクロスを3回供給した。


実力者マルセロを抑え込む

サンティアゴ・ベルナベウだけでなく、世界中のファンや専門家が、ディフェンス時の彼の決意と闘志の組み合わさったスタイルと、オフェンス時の自身のあふれたプレーと大胆さに感銘を受けた。その活躍ぶりは、副キャプテンであり、長年チームを支えてきたマルセロをベンチに追いやるほどだ。

彼が最初にラ・リーガでアシストを記録したのは2-0で勝利したセビージャ戦。3-0で勝利したアラベス戦でも、高精度のクロスでベンゼマのゴールをお膳立てしている。若きウィンガー、ビニシウス:・ジュにオールとの素早いコネクションも影響しているだろう。


ユース年代での活躍

サッカー界に颯爽と現れたレギロンだが、決して何もないところから生まれたわけではない。マドリードが誇る育成機関La Fabricaを通して、ユース年代では100試合以上に出場。短期レンタルで所属したログロニェスでも多くの経験を積んでいる。レアル・マドリード・カスティージャでもレギュラーとして活躍。サンティアゴ・ソラーリ監督の下、キャプテンを任され成熟度とリーダーシップに磨きをかけた。そのソラーリ監督は、トップチームに彼を呼んだとき、何が期待できるかを把握していた。


今後の活躍

チーム状態が決して良いとは言えないレアル・マドリードだが、レギロンがスペイン代表に招集される日はそう遠くないだろう。ベルナベウを取り巻く多くの人々は、攻守にわたって貢献できる自家製のサイドバックを有していることを誇りに思っている。彼は今後数年間で、マドリードというユニフォームの重みと価値を知る、ダニエル・カルバハルのような存在へと近づいていくだろう。

名前:菊池大将
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