ローマはイタリア代表MFニコロ・ザニオーロと新契約締結で合意に至ったようだ。現地時間23日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ザニオーロは昨夏に元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランがインテルに移籍したことに伴い、同選手の取引における交換要員としてインテルからローマに加入した。
加入当初はベンチを温めることが多かったものの、パリ・サンジェルマン(PSG)から今夏に加入したMFハビエル・パストーレが度重なる負傷離脱に見舞われたこともあり、昨年11月以降に先発出場の機会に恵まれている。
ここまで公式戦28試合5ゴール2アシストをマークしているザニオーロには、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドなど国内外の複数クラブが関心を示すなど、去就報道が絶えない状況となっている。
しかしローマは同選手の代理人と会談を行い、現在受け取っている年俸30万ユーロ(約3700万円)から200万ユーロ(約2億4900万円)に引き上げることにより契約更新を行うことで合意に至ったものとみられる。
なお、ザニオーロの現行契約における期間は2023年夏までとなっているが、新契約での契約期間延長は行われない可能性があるようだ。果たしてローマ首脳陣は大幅な年俸引き上げにより、将来有望な同選手の今夏引き留めに成功することができるのだろうか。
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