セリエA

ウディネーゼがセリエA残留へ監督交代決断。降格圏との勝ち点差はわずか「1」

ウディネーゼ指揮官に再び就任したイゴール・トゥドール氏 写真:udinese.it

 ウディネーゼは現地時間20日、ダビデ・ニコラ監督の解任に併せて後任監督にイゴール・トゥドール氏が就任することを公式発表している。

 ウディネーゼは昨夏に就任したフリオ・ベラスケス監督のもとで今シーズンに臨んだものの、成績不振に伴い11月に解任されている。そのベラスケス監督の後任として一昨季にクロトーネを残留に導いていたダビデ・二コラ監督が指揮を執っていた。

 しかし同監督就任でもチーム状況は変わらず公式戦15試合でわずか4勝と振るわず、代表ウィーク直前に行われたセリエA第28節・ナポリ戦では2-4と敗戦を喫していた。

 ウディネーゼはナポリ戦を終えた時点で勝ち点25の16位となっており、降格圏の18位・ボローニャとの勝ち点差はわずか1となっている。

 これに伴い、クラブ首脳陣は今季2度目となる監督交代を決断。昨季終盤に指揮を執りチームを残留に導いた実績を持つトゥドール氏に今季の命運を託すことになっている。