インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)はどうやらFWマウロ・イカルディが再び公式戦に出場する日がやって来ると考えているようだ。現地時間18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
インテルは2月中旬にキャプテンをイカルディからスロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチに交代することを公式発表しているが、これ以降イカルディは公式戦に出場していない。
また同選手の妻であり、かつ代理人を務めているワンダ・ナラさんとクラブ首脳陣が対立関係にあると伝えられており、今月はじめに問題解決に向けて両者が会談を行ったものの、議論は平行線に終わっていた。
それでもマロッタCEOは「この問題が解決に向かうことを願っている。我々は家族であり、両親は子供のために決断を下さなければならない。ただそれらの決断は決して罰ではなく、子供が成長し、より良くなるためのものだ」と語っており、キャプテン交代は正しい決断であることを主張。
また同CEOは「このようにして我々の決断は解釈されるべきだ。我々はできるだけ早くこの溝をなくしたい。彼はインテルに多くのものをもたらす素晴らしい選手だ。今、彼は膝の問題に苦しんでいる。できるだけ早く治り、彼がリハビリを終えてグループに戻ることを願っている」と同選手の早期復帰を切望するコメントを残している。
なおイカルディの去就を巡っては、レアル・マドリードが今夏獲得に向けてコンタクトをとっていると伝えられている。同選手の復帰時期と同様、今後についても気掛かりだ。
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