セリエA ユベントス

ユーベのCL決勝進出が決定的と言える3つの理由

昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリードに敗れ、準々決勝で姿を消したユベントスは、昨夏にクリスティアーノ・ロナウドを獲得しCL制覇に向けた戦いを再開させた。決勝トーナメント1回戦では、1stレグでアトレティコ・マドリードに2-0で敗れたものの、2ndレグを3-0で勝利。逆転突破を決めている。今シーズンのユベントスはCL優勝候補筆頭だ。CLという舞台の競争力の高さを考えれば、それは並大抵なことではないが、今シーズンのユベントスには決勝に進出するに十分な3つの理由がある。


一貫性

CLは欧州で最もレベルの高い大会であり、運だけで優勝することは不可能だ。一貫した強さを保つ必要がある。その一貫性という点で、ユベントスは他のクラブから頭一つ分抜け出している。過去4年間で2度決勝に駒を進め、マッシミリアーノ・アッレグリが監督を務めてから敗北を喫したチームはバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードの3クラブだけ。今大会残っているのはバルセロナ1クラブのみで、そのバルセロナにも2年前のCLで完全勝利を収めている。彼らの道を塞ぐチームはいない。


勝利への執念

今シーズンのユベントスはリーグ戦で無敗を続けたこともあり、敗北に不慣れなチームだった。コッパ・イタリア準々決勝でアタランタに先制を許すと、彼らに状況をひっくり返そうとするだけの意思は残っていなかった。しかし、ユベントスは負けを乗り越えると、より強力なチームとして帰ってくる。1stレグを2-0で落としたアトレティコ戦でも、2ndレグは息を吹き返し見事な逆転突破を見せた。現在の彼らは勝利に飢え、チャンピオンズリーグのタイトルにも飢えている。彼らの勝利への執念が尽きない限り、ユベントスを止めるのは難しい。


ロナウドの影響力

彼の得点力によるものなのか、人並外れたモチベーションによるものなのか、圧倒的な勝利への嗅覚によるものなのか、正確にはわからないがクリスティアーノ・ロナウドにはその存在だけでチームのレベルを引き上げる力がある。彼のいなくなったレアル・マドリードを見ればよく分かるだろう。ワールドカップで疲弊していたとはいえ、C・ロナウド以外は昨年と同じメンバーなのにもかかわらず、すでにCLから姿を消している。あれだけの世界的スター選手が集うチームがあの有様になってしまうのだ。そして、そのC・ロナウドはセリエAで順調にゴールを生み出し、アトレティコ戦でも逆て突破を決めるハットトリックを記録。CLを知り尽くす男がチームにいるという事実は大きい。


名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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