レアル・マドリードは現地時間11日、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任とジネディーヌ・ジダン氏の指揮官復帰を公式発表している。
マドリードは昨季にジダン監督のもとで前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たしていたものの、シーズン終了直後に同監督が電撃辞任。またポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが昨夏にユベントスへ移籍したこともあり、今季は序盤から苦戦を強いられていた。
昨年10月末のエル・クラシコで大敗を喫すると、フレン・ロペテギ監督に替りソラーリ氏が暫定監督として就任。その後一時はチーム全体の状態は上がったものの、2月末のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ・バルセロナ戦で0-3と敗れ、カップ戦タイトル獲得の道が断たれると、週末のラ・リーガ第26節・バルセロナ戦でも0-1と敗れ、リーグタイトル獲得も絶望的に。
そして5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・アヤックス戦では1stレグで2-1と勝利していたものの、1-4と敗れたため合計スコア3-5でベスト16での敗退となっており、今季無冠がほぼ確実となったことから、クラブ首脳陣はソラーリ監督の解任に踏み切っている。
一方ジダン氏は当初、マドリード指揮官の再就任の打診に対して否定的な返事をしておりユベントスの指揮官就任の可能性が伝えられていたものの、11日になって復帰を決断している。
なお、マドリードはジダン氏と2022年夏までの契約期間でサインを交わしたことも併せて発表している。
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