昨季限りで現役を退き、今年コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン(CRC)に就任した河合竜二氏の現役引退・CRC就任セレモニーが9日、明治安田生命J1リーグ第3節・北海道コンサドーレ札幌対清水エスパルスの試合前に開催された。
2011年に横浜F・マリノスから加入して以降、ディフェンスリーダーとしてチームをけん引してきた河合竜二は、サポータが絶大な信頼を寄せる赤黒戦士のひとりである。
そのサポーターから盛大な声援を受けてピッチに登場した河合氏は「2018年度をもちまして引退を決意致しました。多くの声援ありがとうございました」と挨拶すると「まず開幕戦の準備で忙しい中、このような場を設けて頂いた同僚のスタッフに感謝します」とコンサドーレCRCの立場として感謝の言葉を述べる。
続いて浦和レッズ、横浜F・マリノス、そして北海道コンサドーレ札幌と3クラブを渡り歩き、約22年間にもわたるプロ生活を振り返り「両親の協力、家族の支え、そして友人、自分を支えてくれる方、多くの方の支えがあってここまで来ることができました。ありがとうございます」と語る。
また昨季の快進撃について「ファンの皆さん、皆さんの支えなくしては昨年度のクラブ史上最高順位という結果を残すことはできませんでした」と語ると、「ファン、サポーター、そしてゴール裏の皆さん、いつも熱い応援をありがとうございます。時にはぶつかったりもしましたけど、ともに喜び、ともに泣いた日を忘れたことはありません。ありがとうございました」とコメント。
2012年シーズンの史上最速でのJ2降格、2016年シーズンのJ1昇格など様々な経験をともにしてきたゴール裏のサポーターに顔を向けてメッセージを送っている。
そして最後にコンサドーレのスタッフの一員として「今後はクラブのフロントスタッフとして自分自身努力していきますので、北海道一丸となって戦っていきましょう!」と強い意気込みを語った。
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