チャンピオンズリーグ レアル・マドリード

レアル、クロースが全てのタイトル失った1週間振り返る 「本来のレベルに達していなかった」

レアル・マドリードはCLベスト16で敗退… 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースは現地時間5日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・アヤックス戦での敗戦後にコメントを残している。同日、スペインメディア『Cadena Cope』が伝えている。

 マドリードは先週なかばに行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ・バルセロナ戦で0-3と敗れ、カップ戦タイトル獲得の道が断たれると、週末のラ・リーガ第26節・バルセロナ戦でも0-1と敗れ、リーグタイトル獲得も絶望的になる。

 そして迎えたアヤックス戦では1stレグで2-1と勝利していたものの、ホームでの2ndレグでは1-4と敗れ、合計スコア3-5で敗退となっており、3つ全てのタイトルを失う1週間となっている。

 これについてクロースは「全ての選手が最高のレベルに到達できなかった。自分自身も本来のレベルに達していなかったし、コパ・デル・レイでしか良いパフォーマンスを発揮することができなかった。ただその試合でも3ゴールを許して敗れているのでそのようなことは言えない」と猛省の言葉を残している。

 さらに同選手は「フットボールの世界ではこのような悪いシーズンがあることは普通のことだ。ただ我々が昨シーズンまでの3年間で成し遂げたことは普通のことではない。チャンピオンズリーグで敗退することに我々は悲しんでいるが、アヤックスが勝利に値したことを認める」と語った。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや指揮官ジネディーヌ・ジダンがクラブを去って迎えた今季は、昨季までとは一変して失敗のシーズンになったことを他のマドリードの選手たちも痛感していることだろう。