フラムは現地時間28日、成績不振に伴いクラウディオ・ラニエリ監督の解任を公式発表している。
かつてレスター・シティの指揮官として2015/16シーズンにプレミアリーグを制した実績を持つラニエリ氏は昨季終了後にリーグアン(フランス1部)のナント指揮官を退任後にフリーとなっていたが、昨年11月下旬にスラバシャ・ヨカノビッチ監督の解任を発表していたフラムがチームの立て直しにむけてラニエリ氏を招へいしていた。
しかし同クラブは12月に行われた公式戦をわずか1勝で終えると、年明け以降は公式戦1勝8敗と苦戦を強いられていた。また先月27日に行われたプレミアリーグ第28節では残留争いのライバルであるサウサンプトンに敗戦。これを受けてクラブ首脳陣はラニエリ監督の解任に踏み切ったものとみられる。
なお後任にはかつて4シーズンにわたりフラムでプレーし、昨季は同クラブでコーチを務めていたスコット・パーカー氏が暫定監督を務めることも併せて発表されている。
28試合を終えた時点で勝ち点17の19位に沈んでいるフラムは果たして逆転残留へのきっかけをつかむことができるのだろうか。
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