インテルのFWマウロ・イカルディはどうやら今年6月に行われるコパ・アメリカ2019への出場が危ぶまれているようだ。現地時間27日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。
イカルディはこれまでと同様に今季もキャプテンを務めていたものの、インテルは今月13日にそのキャプテンをスロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチに変更することを公式発表。
これ以降、周囲ではイカルディとクラブ首脳陣の関係が悪化していると伝えられており、同選手は膝の負傷を理由に14日のヨーロッパリーグ(EL)ベスト32・1stレグのラピード・ウィーン戦以降、公式戦への出場はない状況となっている。
ナポリやユベントスへの移籍の可能性が駆け巡る中、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督は同選手の状態を確認するために27日夜にも本人に電話でコンタクトをとるものとみられる。
アルゼンチン代表の前線では、バルセロナのFWリオネル・メッシがワールドカップ・ロシア大会以来となる代表復帰の可能性が伝えられているほか、昨夏の膝の手術以降、好調を維持しているマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロ、さらには現在ユベントスからチェルシーへレンタル加入中のFWゴンサロ・イグアインがいる。
自身の周囲に問題を抱えているイカルディとしては、これらの問題が解決されなければ、母国開催のコパ・アメリカの本大会メンバー入りに向けて影響が出るかもしれない。
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