ミランはスペイン代表FWスソの契約解除金を引き上げる交渉を始めたようだ。27日、イタリアメディア『Mediaset』が報じている。
今シーズン序盤は驚異的なペースでアシストを稼ぎ出し、かなりのハイペースでゴールに絡む活躍を見せてきたスソ。ミランの攻撃が同選手頼みになることもしばしばだった。
しかし、スソは恥骨炎の影響もあり、昨年末から調子が上がっていない。恥骨炎は完治に時間のかかる負傷で、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を目指すミランにとっては、同選手の復調を待っていられない状況だ。
そんなミランは現在4000万ユーロ(約50億円)に設定されているスソの契約解除金を、6000万ユーロ(約75億5000万円)に引き上げる交渉をレオナルドSD、パオロ・マルディーニ氏主導で開始したようだ。
この動きは単に主力選手の放出阻止ではなく、放出に至った際に一定の金額をミランが得るためのものという側面があるようだ。サム・カスティジェホを軸に、アラン・サン・マクシマンといった選手をスソと置き換える可能性もあるようだ。
クシシュトフ・ピョンテク加入の影響もあり、攻撃のスタイルが変わり始めたミラン。果たして、スソの将来はどうなるのだろうか。
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