かつて柏レイソル、アルビレックス新潟やヴァンフォーレ甲府を率いていた吉田達磨氏にシンガポール代表指揮官就任の可能性が急浮上しているようだ。現地時間25日、シンガポール紙『THE STRAITS TIMES』が伝えている。
吉田達磨氏は柏レイソルの下部組織のコーチやトップチームの強化部ダイレクターなどを歴任し、2015年シーズンからトップチームの指揮を執っていた。同氏は柏レイソルを指揮した後、アルビレックス新潟やヴァンフォーレ甲府の監督も務めていたものの、昨年4月にヴァンフォーレ甲府指揮官を解任されて以降はフリーとなっている。
一方、シンガポールはワールドカップ・ロシア大会ではアジア2次予選で敗退しているほか、アジアカップ・UAE大会でも予選敗退を喫している。その中、同国代表はすでに日本サッカー協会(JFA)から吉田氏の情報を得ているものとみられ、地元紙は3月にも正式に代表指揮官に就任する可能性を伝えている。
なお東南アジアではかつて大宮アルディージャやコンサドーレ札幌など複数クラブの指揮官を務めていた三浦俊也氏が2014年5月から2016年1月までベトナム代表を率いていた過去を持っている。果たして吉田氏は自身の監督キャリアにおいて初となる海外挑戦を果たすこととなるのだろうか。
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