ローマのモンチSD(スポーツディレクター)がどうやらアーセナル行きに近づいているようだ。現地時間25日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ローマは今季からエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が率いているが、同監督の去就を巡っては、ここまで数度に渡り周囲から解任の可能性が指摘されていたものの、モンチSDが同監督を擁護。
ただ同クラブのジェームズ・パロッタ会長が同監督の采配に対して不満を募らせており、今年1月末にコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7という惨敗を喫したこともあり、一部報道では今季限りでの退任が濃厚と伝えられている。
2021年夏までクラブとの契約を残しているモンチSDには、以前からバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなど複数クラブが興味を示す中、アーセナルが招へいへ本格的な動きを見せていると伝えられている。
そのアーセナルとモンチSDはまだ合意には至っていないものの、現在金銭面を巡る交渉を継続している模様。同SDもアーセナル行きを前向きに考えているものとみられ、今後何らかの動きがある可能性があるようだ。
なおローマとの契約には100万ポンド(約1億4000万円)による契約解除条項が盛り込まれており、アーセナルは招へいする場合はこの契約解除金を支払うようだ。
コメントランキング