アーセナルはどうやらローマのモンチSD(スポーツディレクター)招へいに向けて本格的な動きを見せているようだ。現地時間22日、スペイン紙『マルカ』やイギリスメディア『デイリーミラー』が伝えている。
ローマは今季からエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が率いているが、同監督の去就を巡っては、ここまで数度に渡り周囲から解任の可能性が指摘されていたものの、モンチSDが同監督を擁護。
ただ同クラブのジェームズ・パロッタ会長が同監督の采配に対して不満を募らせており、今年1月末にコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7という惨敗を喫したこともあり、一部報道では今季限りでの退任が濃厚と伝えられている。
一方、2017年4月にセビージャ退団を表明し、ローマと4年契約を締結したモンチSDには、昨夏以降から移籍市場で思うような新戦力獲得ができていないマンチェスター・ユナイテッドをはじめ多くのクラブが関心を示していた模様。
その中、ディ・フランチェスコ監督退任時には自身もローマを離れる可能性が高いと伝えられているが、そんなモンチSDの動向を追い続けているアーセナルは100万ポンド(約1億4000万円)の契約解除金を準備しており、引き抜きを狙っているようだ。
なおアーセナルはアヤックスのマルク・オーフェルマルスSD(スポーツディレクター)もリストアップしているものとみられるが、やはりモンチSDをトップターゲットに掲げているようだ。ローマの監督人事とともに今後も注目が集まる。
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