マンチェスター・シティの下部組織は世界でも有数の育成環境が整備されていることで知られている。実際に、ダニエル・スターリッジやフィル・フォーデン、カスパー・シュマイケル、ジェイドン・サンチョなど多くの有望選手を輩出している。しかし、選手層の厚いトップチームでは活躍することができず、他クラブに移籍する事例も多い。そこで今回は、マンチェスター・シティに下部組織に所属していた経験を持つ選手をご紹介したい。
ウェイン・ヘネシー
現所属:クリスタル・パレス
プレミアリーグで177試合に出場している32歳のGK。ウェールズ代表としても、同国史上初のEURO出場権獲得に貢献した。ウルバーハンプトンの下部組織出身として知られるヘネシーだが、2003年までマンチェスター・シティの下部組織に所属していた。
マルコス・ロペス
現所属:モナコ
今や注目株となったマルコス・ロペスも実はマンチェスター・シティの下部組織出身だ。2011年にベンフィカの下部組織からマンチェスター・シティへ移籍。2013年からトップチームに昇格するも、出場機会は得られなかった。その後は、リールで評価を高め、モナコへと移籍した。
キーラン・トリッピアー
現所属:トッテナム・ホットスパー
9歳でマンチェスター・シティの下部組織に加入し、2008年にトップチームへ昇格。FAユースカップではキャプテンとしてチームを優勝に導いた。2015年にトッテナムへと移籍し、バーンリーへの武者修行を経て、イングランド代表のレギュラーへと成長を遂げた。
アドリアン・ラビオ
現所属:パリ・サンジェルマン
来夏で契約満了を迎えるため、欧州ビッククラブから熱い視線を集めているラビオ。実は13歳の頃、マンチェスター・シティの下部組織に所属していた。しかし、イングランドに馴染めず半年でフランスに帰還。国内のユースで実績を積み、パリ・サンジェルマンでトップデビューを果たした。
ロリス・カリウス
現所属:ベジクタシュ
2009年、母国ドイツのシュツットガルトからマンチェスター・シティの下部組織へと移籍。トップデビューは果たせなかったが、2011年にマインツでプロデビューを果たした。その後、2016年にイングランドへと復帰するも、移籍先は古巣シティではなく、リバプールだった。
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