チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は現地時間21日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ベスト32・2ndレグのマルメ戦を前に解任されるという見方が広まっているようだ。現地時間18日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。
チェルシーは18日にホームのスタンフォードブリッジで行われたFAカップ・5回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦で0-2と黒星を喫し敗退。またこの一戦ではスタンドのサポーターが「朝には解任されるぞ!」と監督交代を望むチャントが沸き起こるなど異様な雰囲気に包まれていた。
その中、かつてチェルシーに在籍していたクリス・サットン氏は試合後、『BBC』の番組において「これがマウリツィオ・サッリのチェルシーにおけるラストゲームだ。このイタリア人の仕事はすでに終わっている」と語っており、このユナイテッド戦により監督交代が行われる可能性が限りなく高まったという見方を示している。
なおチェルシー首脳陣は10日に行われたプレミアリーグ第26節・マンチェスター・シティ戦で大敗を喫した直後から、すでに現在アシスタントコーチを務めているジャンフランコ・ゾラ氏を暫定監督に登用する方向で調整しているという報道が飛び交っている。
果たしてこの2日間でチェルシーの監督人事を巡り大きな動きが見られるのだろうか。
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