バレンシアはビジャレアルから今季レンタルで加入しているロシア代表FWデニス・チェリシェフを完全移籍で獲得する構えを見せているようだ。現地時間18日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
レアル・マドリードの下部組織出身であるチェリシェフはマドリード在籍時にセビージャ、ビジャレアル、バレンシアと3クラブへのレンタル移籍を経験した後、2016年夏にビジャレアルへ完全移籍。
その後、昨夏にビジャレアルからバレンシアへ1年レンタルで加入すると、ここまで公式戦28試合に出場し4ゴールをマークしている。
昨年11月に筋肉系トラブルにより約6週間離脱を余儀なくされていたものの、主力として起用され続けている同選手をバレンシア首脳陣は高く評価しており、700万ユーロ(約8億7500万円)を支払って買い取りオプションを行使する方針を示しているようだ。
マドリードでは本来のパフォーマンスを発揮しきれなかったものの、ワールドカップ・ロシア大会で出場した後に臨んだ今季に調子を取り戻しつつあるチェリシェフは、来季もバレンシアで過ごすこととなるかもしれない。
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