チャンピオンズリーグ レアル・マドリード

アヤックス対レアルCL史上初のVAR使用。判定の結果は…?

レアル・マドリード対アヤックスでVAR判定が… 写真提供:GettyImages

 現地時間13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の1stレグ・アヤックス対レアル・マドリードでCL史上初となるVAR(ビデオアシストレフリー)による判定が行われた。

 この一戦では0-0で迎えた37分、左サイドのクロスからオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが頭で合わせると、このヘディングシュートをベルギー代表GKティボー・クルトゥワがキャッチしきれず、こぼれ球をDFニコラス・タグリアフィコが押し込んで先制ゴールを挙げたかに思われた。

 しかしこのゴールに対して主審はVARを採用すると、このゴールシーンでセルビア代表FWドゥシャン・タディッチのポジションがオフサイドであり、かつプレーに関与したとしてゴールは取り消しとなっている。

 その後、0-0で後半に折り返すと60分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマが先制ゴールをマークしたもののアヤックスも75分に同点に追いつく。しかし試合終盤の87分にスペイン代表MFマルコ・アセンシオが勝ち越しゴールを決め、アウェイのマドリードが2-1で勝利を収めている。

 なお、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)におけるVAR判定は当初、来季から供用開始となっていたが、昨年11月の欧州サッカー連盟(UEFA)と欧州クラブ協会(ECA)の会合で今季の決勝トーナメントに開始時期が前倒しとなっていた。

 また、UEFAチャンピオンズリーグの公式ツイッターアカウントではVARが採用されたシーンの画像と判定に関する説明が行われている。