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元ミランCEOが明かす古巣での仕事における最大の後悔は…? レオナルド現SDの手腕に太鼓判

カルロス・テベスはミランではなくユベントスを選択した 写真提供:GettyImages

 アドリアーノ・ガッリアーニ元ミランCEO(最高経営責任者)は古巣の今冬の移籍市場における動きについて言及しているようだ。現地時間9日、イタリアのラジオ局『Radio Deejay』が伝えている。

 ガッリアーニ氏はかつてミランでともに仕事をしていたシルビオ・ベルルスコーニ氏が昨年9月にセリエC(イタリア3部)のモンツァを買収したことに伴い、同クラブのCEOに就任している。

 一方ミランは昨夏にユベントスからレンタルで獲得していたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを手放し、ジェノアからポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクを、そしてブラジル1部のフラメンゴからMFルーカス・パケタを獲得している。

 この古巣の補強についてガッリアーニ氏は「ミランはこの冬の移籍市場で他の欧州クラブよりも補強の必要性に迫られていた。レオナルドとはよく友達として会話を交わしているが、彼には補強に関するアドバイスを与える必要がない」と語り、ミランのレオナルドSD(スポーツディレクター)の手腕を高く評価している。

 また自身がチーム編成の権限を握っていた時における一番悔しかったこととして「カルロス・テベスを逃したことだ。彼は獲得間近に迫っていたからね」と語っており、2013年夏の移籍市場にてマンチェスター・シティに在籍していた元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスを巡ってユベントスとの争奪戦に敗れたことを挙げている。

 モンツァで再びフットボールの仕事を行っているガッリアーニ氏であるが、自身がファンであると公言している同クラブを今後どのように成長させるのだろうか。再びセリエAの舞台で同氏の姿を見ることができるかもしれない。