Jリーグ 横浜F・マリノス

元横浜F・マリノス中町公祐、ザンビア移籍が決定。クラブ側が2年契約での獲得発表

ザンビアのクラブに加入した中町公祐 写真提供:GettyImages

 アフリカ南部・ザンビアのZESCOユナイテッドは昨季まで横浜F・マリノスに在籍していたMF中町公祐の獲得を公式発表している。

 昨季まで7シーズンにわたり横浜F・マリノスでプレーしていた中町は年明けの2日に契約満了に伴いマリノスを退団することを公式発表。自身のSNSで退団理由について「私は2013年より大学の同級生が代表を務めるNPO法人を通じてサッカーボールを送るという活動を始めました。遠いアフリカの地で靴も履いてない子供達が今まで見たことのない綺麗なボールに目を輝かせ笑顔になる姿を見てきました。プロサッカー選手中町公祐にやれることはなにか・・ この移籍で日本とアフリカを繋ぎたい。自分がサッカー選手であることの意味を最大限考えた中で下した決断です!」と明かしていた。

 その約1ヵ月後の今月2日に同選手は自身のSNSを通じてZESCOユナイテッド加入が正式決定したことを伝え「移籍に際してゼスコの関係者のみならず沢山の方のご尽力がありながら無事契約の運びとなりました。まぁ色々ありましたよ(笑) またどこかのタイミングでお伝えします(笑) いずれにせよ、チームも決まったことですし、自分の大義を胸にザンビアの地で頑張っていきたいと思います!」とコメントを残していた。

 そしてクラブも日本時間8日晩に中町と2年契約でサインを交わしたことを公式発表。また同選手がすでに全体トレーニングに参加していることもクラブ公式ツイッターアカウントを通じて伝えている。

 サッカーを通じてアフリカと日本を繋げるために今回の決断を下した中町であるが、これからピッチ内外で様々な貢献を果たすことだろう。