ナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシクが中国行きに近づいているようだ。現地時間2日、イギリスメディア『BBC』やスペイン紙『マルカ』、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』など複数メディアが報じている。
ハムシクは2007年夏にブレシアから加入して以来、様々なクラブ記録を打ち立てるなどナポリの象徴として多くのファンから親しまれていた。ただ今季はカルロ・アンチェロッティ監督のもとリーグ戦で11試合に先発出場と昨季までよりも出場機会が減少していることから、以前から退団の可能性が伝えられていた。
そして現地時間2日に行われたセリエA第22節・サンプドリア戦後、クラブを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「交渉は今行っているところだ」とハムシクが退団間近に迫っていることを認めている。
また同監督は「向こうのクラブは彼に対して多大なる敬意を抱いている。彼はがナポリで歴史を築いてきたが、彼がここを去ることを望むならば、我々は彼が幸せになるような選択をするつもりだ」とこれまでのクラブへの貢献度を評価して慰留は行わない姿勢を示した。
なお同選手はこのサンプドリア戦で74分までプレーして勝利に貢献している。現在中国1部・大連一方が移籍金2500万ユーロ(約31億円)のオファーを提示していると伝えられているが、どうやら今週中にも去就が明らかになるようだ。
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