ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督に再び解任の可能性が浮上しているようだ。現地時間30日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
昨季からローマを率いているディ・フランチェスコ監督の去就を巡っては、昨年にも2度に渡り未勝利の時期が続き、ジェームズ・パロッタ会長が同監督に対して不満を募らせている一方、モンチSD(スポーツディレクター)が擁護する構えを示していると伝えられていた。
しかしローマは同日に行われたコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7という大敗を喫したことから、監督交代に踏み切るという見方が広まっているようだ。
またディ・フランチェスコ監督が解任された場合は後任にかつてフィオレンティーナを率いていたパウロ・ソウザ氏を招へいする模様。同氏は昨年10月に中国1部・天津権健(現・天津天海)の指揮官を辞任し、現在はフリーの身となっている。
ただイタリアメディア『Rai Sport』はローマが6点差の大敗を喫した原因として、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコとMFブライアン・クリスタンテのパフォーマンスが低調だったことを指摘。ジェコはこの一戦で72分に主審に暴言を吐き、レッドカードを提示され退場処分となっている。
チーム内で不穏の空気が漂っている中、クラブ首脳陣は果たしてどのような決断を下すのだろうか。
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