リーグ・アン ナント

ナントFWサラの捜索活動に動き。フランス北部の海岸に流れ着いたものが…

 イギリスの航空機事故調査委員会は現地時間30日、先週から行方不明となっているエミリアーノ・サラが搭乗していたとされている航空機の残骸が発見された可能性が高いと公式発表している。

 今季ナントに所属していたサラはこの冬の移籍市場でカーディフへ移籍することで合意。同選手は21日、そのカーディフへメディカルチェックのため小型飛行機で向かう途中に事故に遭ったものとみられている。

 またチャンネル諸島におけるサラが搭乗していた小型飛行機の捜索活動は24日に終了していたものの、同選手をクライアントとするサッカーエージェント会社「Sport Cover」がクラウドファンディングサイト『GoFundMe』で捜索活動のための資金を募集し、多くのサッカー選手や関係者からの募金があったことにより再開されている。

 その中、フランス北部のノルマンディー地方の海岸にて30日、2個の航空機座席体が発見された模様。これについてイギリスの航空機事故調査委員会は「初期段階の調査の結果、この座席シートは先週墜落した飛行機のものである可能性が高いと結論付けた」と声明を発表。サラが航空機事故に巻き込まれたことがほぼ確実となっている。

 なお、サラ本人は事故発生から数日が経過してもまだ発見されていない。今後の捜査に進展がみられることをサッカー界全体が祈っていることだろう。