アーセナルはどうやらバルセロナからMFデニス・スアレスをレンタル移籍で獲得することで合意に至ったようだ。現地時間29日、スペインメディア『Cadena Cope』や『RAC1』が伝えている。
デニス・スアレスは今季ここまでリーグ戦でわずか2試合の出場にとどまっていたこともあり、以前から今冬退団にむかっていると伝えられており、ミランをはじめ複数クラブが関心を示していた。
その中、アーセナルは今夏退団が既定路線となっているウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの後釜として獲得に動いていたが、一度クラブ間交渉でバルセロナが買い取りオプションの付帯に難色を示したことにより、破談になったと伝えられていた。
しかし、セビージャやレアル・ベティスが完全移籍での獲得に向けて動きを本格化させる中、アーセナルは同選手を今季終了後のレンタル移籍で獲得することにより合意に至った模様。またこの取引で同クラブはバルセロナに対して250万ユーロ(約3億1000万円)を支払うものとみられる。
なお、アーセナルを率いるウナイ・エメリ監督はかつて2014/15シーズンにセビージャに在籍したときに同選手とともに仕事している。果たしてデニス・スアレスは恩師のもとで本来のパフォーマンスを取り戻すことができるのだろうか。
コメントランキング