チェルシー バイエルン・ミュンヘン

チェルシー、有望株オドイの今冬放出に応じず。本人がトランスファーリクエスト提出も

 チェルシーはFWカラム・ハドソン=オドイの今冬退団を認めない方針を改めて示しているようだ。現地時間28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 チェルシーとの現行契約が2020年で満了を迎えるカラム・ハドソン=オドイの去就を巡っては、同クラブから契約延長の打診を受けているものの、今季ここまでリーグ戦3試合出場と出場機会の少なさを理由に退団に近づいていると以前から伝えられていた。

 また同選手にはバイエルン・ミュンヘンが獲得に興味を示しており、すでに複数回に渡りオファーを提示している模様。数度に渡って拒否されたものの、提示金は3500万ポンド(約35億円)は上がっていたようだ。

 その中、オドイは先週にクラブにトランスファーリクエストを提出。改めて退団の意思を示していた。しかしマウリツィオ・サッリ監督のアシスタントコーチを務めるジャンフランコ・ゾラが「我々は彼のこのクラブの力になると信じている」とコメントを残すなど、クラブは同選手の放出を考慮していないようだ。

 ただチェルシーには来季にボルシア・ドルトムントからアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチの加入が内定していることから、周囲では同じくウイングを本職としているプリシッチの加入はオドイの出場機会に影響を与えるかもしれないという声があがっているようだ。