アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督はチェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタの今冬加入の可能性について言及を避けているようだ。現地時間25日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
2017年夏にレアル・マドリードからチェルシーに加入したモラタの去就を巡っては、昨夏に指揮官に就任したマウリツィオ・サッリから信頼を得られておらず、周囲では放出候補という見方が広まっていた。
その中、今冬の移籍市場でアトレティコが同選手を4000万ユーロ(約52億円)の買い取りオプションが付帯された750万ユーロ(約9億4000万円)による1年半のレンタル移籍で獲得する可能性が伝えられていた。
しかしシメオネ監督はラ・リーガ第21節・ヘタフェ戦の前日記者会見にて「(モラタ加入について)まだ起こったことではないので、本当のことではない」とコメント。そして同監督は「このクラブに所属している選手たちのことについてのみ話すし、もしモラタが我々の一員となれば私の考えを話すことだろう」と語り、モラタについて触れなかったようだ。
なおアトレティコはポルトガル代表FWジェルソン・マルティンスや元クロアチア代表FW二コラ・カリニッチの放出に向けて動いているものとみられる。移籍市場閉鎖まで数日間しか残されていないが、モラタを迎え入れることはあるのだろうか。
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