Jリーグの日程が23日夕方に発表されたことを受けて、多くのファンが遠征の日程をはじめとする予定を立て始めていることだろう。そこで今回は今季のJリーグの日程で注目するポイントを紹介する。
ワールドクラスの直接対決が第2節でいきなり…
J1リーグ第2節:ヴィッセル神戸対サガン鳥栖(3/2 15:00 ノエビアスタジアム神戸)
昨季も大いなる盛り上がりを見せたヴィッセル神戸対サガン鳥栖であるが、今季はさらに注目が集まることだろう。ヴィッセル神戸はこの冬にアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCから元スペイン代表FWの獲得に成功。対してサガン鳥栖はかつてバルセロナでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらとともにプレーした経験を持つFWイサーク・クエンカを新たに迎えている。ポドルスキやイニエスタ、フェルナンド・トーレスのパフォーマンスのみならず、新戦力がどれだけチームにフィットしているのかも気になる点だろう。
ラグビー場でルヴァンカップ開催
グループステージ第3節:FC東京対サガン鳥栖(4/10)
グループステージ第5節:FC東京対ベガルタ仙台(5/8)
今年はラグビーワールドカップが日本で開催されるため、一部のJリーグクラブでホームスタジアムの使用を制限されることが話題となっている。その中、FC東京は平日開催となっているYBCルヴァンカップ・グループステージのホーム3試合を全て味の素スタジアム以外の会場で開催することとなった。うち2試合はなんと秩父宮ラグビー場での開催が決定。同会場では1964年の東京五輪以来となる55年ぶりとなるサッカー公式戦が開催されることとなっている。また残り1試合は大宮アルディージャの本拠地であるNACK5スタジアムで行われる。
味スタが長期使用不可に…!
味の素スタジアムはラグビーワールドカップ開催期間中の9~11月のみならず、ラグビーワールドカップに向けた改修工事を行うこともあり、Jリーグ公式戦の開催期間が限定されている。同スタジアムをホームとするFC東京はシーズン前半戦にJ1リーグ戦が多く組まれている一方、8月24日の北海道コンサドーレ札幌以降11月上旬にかけて異例のアウェイ8連戦となっている。一方、東京ヴェルディもシーズン前半戦にホーム開催がやや偏っているものの、味の素フィールド西が丘や駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場での公式戦も組まれている。
J1のミッドウィーク開催は?
今年は6月中旬から約1ヵ月間に渡りブラジルでコパ・アメリカ2019が開催される。ただJリーグはこのコパ・アメリカ開催による中断期間を設けていないことから代表招集により所属クラブから離脱するJリーガーで出ることが必然となる。また昨年はワールドカップ・ロシア大会開催による中断期間設定により、5月中旬までミッドウィーク開催が多い過密日程だったものの、今季はリーグ戦に関してはほぼ週末開催で収まっている(J2リーグの一部日程で平日開催)。
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