ラ・リーガ レアル・マドリード

バロンドール受賞モドリッチがレアル残留熱望 「もと長い時間とどまりたい」

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチはどうやら同クラブ残留を熱望しているようだ。現地時間19日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 モドリッチの去就を巡っては、昨夏にユベントスがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを電撃獲得したことを契機に、インテルもモドリッチ獲得を熱望しているという報道が駆け巡っている。

 マドリードがインテルからのオファーを却下したことにより一度は去就問題が落ち着きを見せたかに思えたが、インテルが獲得を諦めておらず今冬以降も動向を注視していることから再び同選手の周囲が騒がしくなっている。

 その中、マドリードは19日に行われたラ・リーガ第20節・セビージャ戦で2-0と勝利。モドリッチも後半アディショナルタイムにダメ押しの追加点をマークするなど勝利に大きく貢献していた。

 試合後のメディアインタビューにてモドリッチは自身の去就について「僕はまだクラブと1年半の契約期間を残しているし落ち着いているよ。僕の希望はもっと長い時間ここにとどまることだ」と移籍を考慮していないことを明言している。

 上位争いを演じている難敵・セビージャを下して3位に浮上したことに喜びの言葉を残したモドリッチであるが、自身の去就問題に終止符を打ち、ピッチ内に集中したことだろう。