リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSGの司令塔負傷により、ラビオに出場機会巡るか。ナポリMF獲得急ぐ可能性も

 パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ベッラッティはどうやら戦線離脱を余儀なくされるようだ。現地時間19日、フランスメディア『Canal+』がこれを伝えている。

 ベッラッティは同日に行われたリーグアン第21節・ギャンガン戦で先発出場を果たしたものの、チームが9ゴールによる圧勝劇を披露した裏で相手選手に足首を踏まれると、19分にドイツ代表FWユリアン・ドラクスラーと交代でピッチを後にしている。

 試合後にトーマス・トゥヘル監督は同選手の怪我について「良くないニュースだ。彼は深刻な怪我を負ったと考えている。最悪の事態が我々に起こってしまった可能性もある」と語っており、長期離脱も覚悟している様子を見せている。

 具体的な離脱期間についてはまだ明らかになっていないものの、もし数週間の離脱となると現在バルセロナ行きの可能性が高まっているMFアドリアン・ラビオを起用せざるを得ない状況となりそうだ。

 なおPSGは現在、ラビオの後釜としてナポリのブラジル代表MFアランの獲得を狙っている。すでにナポリに対しては8000万ユーロ(約100億円)という破格の移籍金を伴ったオファーを提示していると伝えているが、ベッラッティの負傷具合次第では獲得を急ぐかもしれない。