また今季赤黒のユニフォームを身にまとう27名の選手たちについて「彼らはこのクラブで成功したい、このクラブを成功させたいという野心を持った27人が今シーズン集まってくれたと思います」と20歳代なかば以下に絞って新戦力を迎えたことにより若返った陣容に自信を覗かせている。
そして最後にファンへのお願いとして「あの地にたどり着くためには苦しい時を乗り越えていかないといけない。1試合の中でも、そしてシーズン通してもうまくいかない時はあるでしょう。そんなときに是非選手たちを勇気づけるような空気を作って頂きたいと思います。昨年以上にクラブを勝たせて下さい!」と力強い言葉で挨拶を締め括った。
これまでもサポーターやスポンサーとともにクラブを前へ進める方針を一貫してきた野々村社長のもと、ミハイロ・ペトロヴィッチを招へいし、一昨季まで指揮官を務めた四方田修平をヘッドコーチとして参謀に添えた昨季はACL出場まであと一歩のところまで上り詰めた。
エレベータークラブという単語が“過去の遺物”となり、今やJ1クラブの常連にとって脅威となっているコンサドーレがこれまで“夢”にも描いていなかったアジアをいよいよ射程に捉える。
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