アジアカップはすでにUAE・アラブ首長国連邦で開幕を迎えているが、タイ代表がインド代表に1-4と大敗を喫したり、日本代表としのぎを削ってきたオーストラリア代表がヨルダン代表に敗れるなど波乱含みの幕開けとなっている。そこで今回は日本代表が抱える負傷離脱者やコンディション面で不安視されている選手を紹介する。
守田英正
年齢：23 ポジション：MF 所属クラブ：川崎フロンターレ
大卒1年目にしてJ1王者・川崎フロンターレの中盤をMF大島僚太と支えていた守田ではあったが、年明けの4日での全体トレーニング中に負傷。怪我の程度は明らかになっていないものの、今季のJリーグ開幕に向けた調整に影響を及ぼす可能性がありそうだ。攻守両局面で高いクオリティを発揮する替えの利かない存在であるだけに森保一監督としては大きな痛手となりそうだ。
中島翔哉
年齢：24 ポジション：MF 所属クラブ：ポルティモネンセ
現在冬の移籍市場で周囲が騒がしくなっている中島翔哉はワールドカップ・ロシア大会の出場を逃したものの、森保体制では主力としてMF南野拓実やMF堂安律らとともに攻撃陣をけん引していた。しかし2日に行われたリーグ戦後に負傷が判明し無念の代表離脱に。日本代表での主要大会への出場は持ち越しとなった。
浅野拓磨
年齢：24 ポジション：FW 所属クラブ：ハノーファー
ワールドカップ・ロシア大会での不出場以降、日本代表に招集される機会が減少した浅野拓磨であったが、鹿島アントラーズのFW鈴木優磨の代役としてアジアカップでは招集入りを果たしていた。ところが12月中旬のバイエルン・ミュンヘン戦で後半に負傷交代。試合後にクラブは同選手の戦線離脱を発表している。なお浅野の代役としてニューカッスルのFW武藤嘉紀がメンバーに名を連ねた。
遠藤航
年齢：25 ポジション：MF 所属クラブ：シント＝トロイデンVV
今夏に浦和レッズからベルギー1部・シント＝トロイデンVVに加入し海外挑戦を果たした遠藤航は森保ジャパンでMF青山敏弘やMF柴崎岳らとともに中盤の貴重な戦力として重宝されていた。しかし年明けに高熱のため合流を見合わせたこともあり、コンディション面で多少の不安を抱えているかもしれない。それでも5日に現地入りを果たした同選手はアジアカップのピッチに立つ覚悟でいるようだ。
コメントランキング