鹿島アントラーズの大岩剛監督は日本時間19日深夜に行われるFIFAクラブワールドカップ準決勝・レアル・マドリード戦に向けた意気込みを語っている。
アントラーズは15日に行われた北中米カリブ海王者グアダラハラ(メキシコ)との初戦で、前半に1点ビハインドを背負ったものの後半開始早々の49分にカウンターの局面からMF永木亮太がネットを揺らし同点に追いつくと69分にはPKを獲得しFWセルジーニョが確実に決め逆転に成功。
そして84分には後半からピッチに立っていいたMF安部裕葵が3点目を決めると、終了間際のオウンゴールで1点差に詰め寄られはしたものの、見事3-2で勝利を飾った。
欧州王者であるマドリードと2年ぶりの“再戦”に向けて大岩監督は前日記者会見にて「これまでも常に言ってきたようにレアル・マドリードはレアル・マドリードだ。そのチームに迫ることができるのか分からない。ただ我々は決勝進出に向けてベストを尽くす」と語っている。
そして同監督は「クリスティアーノ・ロナウドがいようがいまいが、彼らは非常に強力だ。得点力のある選手を多く抱えている。個々人のレベルが異なっている。我々は日本、そしてアジアを代表するクラブであり、グループとしてこの一戦に臨む」とコメントを残している。
2016年のクラブW杯では延長戦の末にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに2ゴールを許し2-4と敗れたアントラーズではあるが、今回のリベンジにかける思いは並々ならぬものであることは想像に難くない。果たして大岩監督はクラブの雪辱を果たすべく、どのような手腕を見せるのだろうか。
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