バルセロナはどうやらパリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオ獲得に向けて個人合意に達しているようだ。現地時間18日、フランス紙『ル・パリジャン』がこれを伝えている。
PSGとの契約が来夏で満了を迎えるラビオの去就を巡っては、クラブとの契約延長交渉では選手側が1000万ユーロ(約13億円)という破格の年俸を要求したのに対して、クラブ側は800万ユーロ(約10億4000万円)で提示。
交渉の回数を重ねたものの両者が合意することはなく、PSGのアンテロ・エンリケSD(スポーツディレクター)は「選手は新契約にサインすることはないことを伝えてきた。彼は契約満了を迎える今季終了後にフリーでここを離れたがっていた」と語り、交渉が決裂したことを明かしていた。
ラビオには以前からユベントスやミランなど複数クラブが関心を示しているが、その中バルセロナは数カ月の間に渡りエリック・アビダルSD(スポーツディレクター)を介して同選手とコンタクトをとっていたと伝えられており、すでに合意に達しているという見方があるようだ。
なおPSGのエンリケSDは同選手を試合に出場させない方針を明かしていることもあり、フリーとなる来夏ではなく今冬に移籍する可能性もあるようだ。バルセロナとラビオの動向に注目が集まる。
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