ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は現地時間16日に行われるリーグ戦での結果次第で解任される可能性が高いようだ。15日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
ローマは11月の代表ウィーク明けのウディネーゼ戦で痛恨の黒星を喫すると以降公式戦4試合連続で未勝利に終わっている。また9日に行われたセリエA第15節・カリアリ戦では1点リードで迎えた後半アディショナルタイム45+4分にカリアリが2人の退場者を出したことにより数的優位に立ったものの、そのわずか1分後に同点に追いつかれ、2-2のドローで終え、ジェームズ・パロッタ会長が試合内容に苛立ちを募らせていた。
そのディ・フランチェスコ監督はチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16進出を決めているものの、今節のジェノア戦で勝利できなければクラブ首脳陣は監督交代に踏み切るものとみられる。
そして同監督の後任として元チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏とコンタクトをとったという報道が駆け巡っていたものの、どうやらかつてフィオレンティーナやスポルティングCPで指揮を執っていたパウロ・ソウザ氏を来夏までの契約で招へいすることが有力視されているようだ。
昨季に就任1シーズン目にしてCLでベスト4入りを果たし、かつセリエAでも3位と上位で終えることに成功したディ・フランチェスコ監督であるが、どうやら自身の古巣における役目を終えることになりそうだ。
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