かつてバルセロナに在籍し、2015/16シーズンよりカタールのアル・サッドに所属している元スペイン代表MFシャビは今年のバロンドールに輝いたレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチに感謝の意を示しているようだ。現地時間15日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
今年のバロンドールを巡っては、2008年から10年間に渡り続いてきたバルセロナのFWリオネル・メッシや当時マンチェスター・ユナイテッドやマドリードに所属していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドによる“2強体制”が崩れる可能性が高いと以前から伝えられていた。
そしてアトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンやパリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・ムバッペなどが受賞候補にノミネートされる中、ワールドカップ・ロシア大会でクロアチア代表を史上最高成績の準優勝に導いたモドリッチが受賞している。
モドリッチは受賞した際に過去10年間でメッシとロナウドが同賞を独占したことについて「おそらく他にも受賞できる選手はいたと思う。シャビ、イニエスタ、スナイデルは受賞に値したが、実現しなかった」とコメントを残していた。
するとシャビはこのモドリッチのコメントに対して「そのようなことを聞くことができて僕にとって嬉しいし、本当に感謝している。僕はメッシが受賞すると思っていたけど、彼がバロンドールを受賞して幸せだよ」と語っており、敬意を表したモドリッチに感謝しているようだ。
バルセロナ、そしてレアル・マドリードと強烈なライバル関係にあるクラブに在籍した経験を持つ、または在籍している2選手であるが、モドリッチが残した過去の偉大な選手たちに対する一言により、互いに尊敬する間柄となっているようだ。
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