Jリーグ

1位はイニエスタだけど2位以降は…? 外国人Jリーガーの市場価値ベスト10

昨夏のFWルーカス・ポドルスキのJリーグ参戦をきっかけに大物外国人選手が日本サッカー界に続々と参戦しており、Jリーグに対する人気が高まっている。そこで今回は今季の助っ人Jリーガーの市場価値が高い選手10人を紹介する。


10位:ガブリエル・シャビエル

市場価値:158万ポンド(約2億2000万円)
ポジション:MF
国籍:ブラジル
所属クラブ:名古屋グランパス

名古屋グランパスの前線ではFWジョーの得点能力が目立つかもしれないが、そのジョーの良さを引き出していたのは、今季リーグ戦で2桁アシストをマークしたガブリエル・シャビエルであるだろう。


9位:ソウザ

市場価値:158万ポンド(約2億2000万円)
ポジション:MF
国籍:ブラジル
所属クラブ:セレッソ大阪

セレッソ大阪の中盤に必要不可欠な存在であったソウザであるが、ブラジルの強豪・グレミオが同選手獲得に向けて交渉を行っているという報道が今週に入って駆け巡っており、FW杉本健勇、MF山口蛍、MF山村和也ら他の主力選手ととも今冬の去就が不透明になっている。


8位:ビクトル・イバルボ

市場価値:167万ポンド(約2億4000万円)
ポジション:FW
国籍:コロンビア
所属クラブ:サガン鳥栖

シーズン前半戦は替えの利かないセンターフォワードとして周囲から大いに期待されていたものの、6月末に左膝前十字靭帯断裂によりシーズン後半戦を棒に振る結果となってしまった。シーズン後半にフェルナンド・トーレスが加入したこともあり、来季の去就に注目が集まる。


7位:ウーゴ・ヴィエイラ

市場価値:180万ポンド(約2億6000万円)
ポジション:FW
国籍:ポルトガル
所属クラブ:横浜F・マリノス(今季限りでの退団が決定)

セルビアの名門・レッドスター・ベオグラードから昨季に横浜F・マリノスに加入したウーゴ・ヴィエイラであったが、今季終盤に自身のSNSで今季終了後の去就について再三マリノス退団を示唆するコメントを残していた。そして今週はじめにクラブも同選手退団を公式発表している。


6位:クリスティアーノ

市場価値:203万ポンド(約2億9000万円)
ポジション:FW
国籍:ブラジル
所属クラブ:柏レイソル

2度の監督交代が行われるなど、チームが低迷する中でひとり前線で気を吐いていたクリスティアーノは、今季J2降格により複数の主力選手に移籍の可能性が取りざたされている中、残留する可能性が高いという見方がある。メンバーが替わるであろう来季も主力としてチームを引っ張る存在になりそうだ。


5位:ルーカス・ポドルスキ

市場価値:225万ポンド(約3億2000万円)
ポジション:FW
国籍:ドイツ
所属クラブ:ヴィッセル神戸

昨夏のヴィッセル神戸加入でJリーグファンを驚かせたポドルスキだが、今季はキャプテンとしてチームをけん引していた。ただ終わってみればJ1参入プレーオフ圏からわずか勝ち点4差の10位と不甲斐ない成績だっただけに、来季への巻き返しへ気持ちを向けていることだろう。


4位:ジョー

市場価値:360万ポンド(約5億1000万円)
ポジション:FW
国籍:ブラジル
所属クラブ:名古屋グランパス

コリンチャンスから1000万ユーロ超えとも言われている高額な移籍金で名古屋グランパスに加入したジョーは、Jリーグ参戦1年目にして得点王に輝くなどその移籍金に見合うだけの活躍を披露。また湘南ベルマーレとの最終節では2点ビハインドで迎えた後半の2ゴールを決めJ1残留に大きく貢献した。


3位:フェルナンド・トーレス

市場価値:360万ポンド(約5億1000万円)
ポジション:FW
国籍:スペイン
所属クラブ:サガン鳥栖

Jリーグ公式サイトがフライング発表を行うなど紆余曲折を経てサガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレスはゴール数こそ少なかったものの、J1残留争いの真っ只中で迎えた第33節・横浜F・マリノス戦で貴重な勝ち越しゴールを決めチームの勝利に貢献している。このトーレスのゴールがサガン鳥栖の今季J1残留への大きな要因となったという声が上がっている。


2位:ファブリシオ

市場価値:360万ポンド(約5億1000万円)
ポジション:FW
国籍:ブラジル
所属クラブ:浦和レッズ

かつて鹿島アントラーズに在籍していたファブリシオは、ポルティモネンセ幹部であり、かつ元浦和レッズのロブソン・ポンテ氏のルートで今夏に浦和レッズに加入。ただ9月中旬に左膝の前十字靭帯損傷、内側半月板損傷により全治約7ヵ月という長期離脱を強いられたことにより、天皇杯優勝に貢献することができなかった。


1位:アンドレス・イニエスタ

市場価値:720万ポンド(約10億2000万円)
ポジション:MF
国籍:スペイン
所属クラブ:ヴィッセル神戸

今年のJリーグが盛り上がった大きな要因とイニエスタの加入があることは言うまでもないだろう。ジュビロ磐田戦でパスを受けてからターンで相手ディフェンダーを交わし、GKクシシュトフ・カミンスキーまで交わして決めたゴールをはじめファンの印象に残るプレーを連発した。また日本での生活に心地よさを感じるという趣旨のコメントを残すなど今後さらなるビッグネームの「勧誘」に一役買っている状況だ。