セリエA ローマ

トッティが水面下で交渉か! 4戦連続未勝利のローマ、元ユベントス監督招へいへ

 ローマのディレクター職を務めるフランチェスコ・トッティ氏はどうやら監督交代に向けた動きを見せているようだ。現地時間9日、イタリアメディア『Calciomercato.com』がこれを伝えている。

 ローマは11月の代表ウィーク明けのウディネーゼ戦で痛恨の黒星を喫すると以降公式戦4試合連続で未勝利に終わっている。また9日に行われたセリエA第15節・カリアリ戦では1点リードで迎えた後半アディショナルタイム45+4分にカリアリが2人の退場者を出したことにより数的優位に立ったものの、そのわずか1分後に同点に追いつかれ、2-2のドローで終えている。

 この不甲斐ない試合内容にジェームズ・パロッタ会長が苛立ちを募らせているという報道が飛び交う中、長年にわたりチームを支えているトッティ氏が水面下で前チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏の招へいに向けて動きを見せている模様。

 イタリアメディア『Calciomercato.com』の報じるところによると、トッティ氏はコンテ氏と電話会談を行ったものとみられ、そこに現在負傷離脱中の元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ氏も関わっているようだ。

 なお現在ローマを率いているエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を巡っては、9月下旬にも解任の可能性が伝えられ、後任にはかつてフィオレンティーナを率いていたパウロ・ソウザ、昨季ミランとセビージャを指揮していたビンチェンツォ・モンテッラの名前が挙がっていた。ただパロッタ会長はこの2人ではなく、あくまでもユベントスで実績を積んでいるコンテ氏を連れてきたいと考えているようだ。