リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが20歳の頃に病気で死の恐怖に直面していたようだ。英紙『FourFourTwo』が伝えている。
2011年にフローニンゲンでデビューしたファン・ダイク。2012-13シーズンにはレギュラーとして活躍し、評価を高めてセルティックへと移籍を果たした。しかし、オランダ代表DFは2012年に重い病気にかかり、緊急手術を余儀なくされていたという。
ファン・ダイクに襲い掛かった病は虫垂炎(盲腸)。これが悪化したため腹膜炎と腎炎も発症し、発見されたときには致命的な状況にまで進行していたとのこと。
この件に関してフローニンゲンでリザーブチームの監督を務めていたディック・ルッキエン氏が当時を振り返っている。
◆ディック・ルッキエン(元フローニンゲンリザーブ監督)
「フィルジルは病気になっていた。しかし、我々はその程度については全く分かっていなかった。最初は風邪かインフルエンザだと思っていたんだ。
彼は数日間家にいたが、痛みが強かった。だから近くの病院に行ったが、何も分からず家に戻されたんだ。だけど、痛みはどんどんひどくなる。そして彼の母が故郷からやってきて、病状がどれだけ酷いのか気づいたんだ。
すぐに他の病院へと運んだ。これが決定的に重要だったよ。
ショックを受けたね。彼がクラブに戻ってきた時、あんなに大きな男が、凄い細くなっていたんだ。幸いにも、非常に早く回復することが出来たけどね」
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