ミランのFWパトリック・クトローネの代理人はアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーから元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが加入することについて問題は無いという見解を示しているようだ。現地時間3日、イタリア紙『トゥットスポルト』がこれを伝えている。
今年12月末でクラブとの契約が満了を迎えるイブラヒモビッチの去就を巡っては、10月上旬からミラン電撃復帰の可能性が再三伝えられている。また同選手の代理人とミラン首脳陣が復帰に向けて水面下で交渉を重ねているものとみられている。
また現在ミランはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインとFWパトリック・クトローネと2人のストライカーを抱えているが、イブラヒモビッチの加入によりクトローネの出場機会が減少する可能性が一部では指摘されているようだ。
しかし同選手の代理人は「パトリックはゴールを決め続けている。今節のパルマ戦で今季7点目だ。イブラ? 彼の加入は問題にならないだろう。彼のようなチャンピオンはパトリックにとって成長の助けとなる」とコメント。イブラヒモビッチ加入の可能性を前向きにとらえている。
クトローネは現地時間3日に行われた若手版バロンドールの『コパ・トロフィー』で受賞こそならなかったものの、最終候補10選手にノミネートされ7位という結果となっていた。
なおクトローネの代理人は他にもユベントスのDFマッティア・デ・シリオ、ナポリのFWシモーネ・ベルディ、アタランタのDFダビデ・ベッテッラを顧客に抱えており、全選手が2022年に行われるワールドカップ・カタール大会に出場することが自身の夢であることも語っている。
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