清水エスパルスのFW鄭大世は24日に行われたJ1リーグ第33節・清水エスパルス対ヴィッセル神戸の試合後にコメント対するメディアの反応について触れているようだ。
この試合では球際の攻防が非常に激しい場面が多く見られ、負傷者が続出する展開に。また後半アディショナルタイム90+14分に清水エスパルスのGK六反勇治がCKに頭で合わせてゴールネットを揺らして同点とした直後にヴィッセル神戸のFWウェリントンのファウルを巡って両チームの選手・スタッフが一触即発の事態となるなど、非常に後味の悪い試合の終わり方となってしまっている。
この一戦で後半途中から出場していた鄭大世は試合後の『DAZN』の中継におけるインタビューにおいて「球際で勝つことは非常に大事であることだし、レフリーにとってはアンラッキーな試合だったと思う。すごく難しい判断にはなってくると思う」とコメント。
そして同選手は続けて「けど、少し相手の方がアフター気味だったし、ボールを見ずにアタックするところで最初に審判が(ファウルを)とっておかないとこのようなことになってしまうと審判の方も学んだと思う」と続けた。
その後、このコメントを一部のファンやメディアは審判団に対する苦言と解釈する動きが広まっているが、これに対して鄭大世は「抑制できなかった責任はありますが、今日に限っては審判だけが吊し上げられるのは酷です。生死に関わる怪我を二人もしました」と自身のSNSを通じてコメントの本意を説明した。
なお、鄭大世はインタビューにおいて「勝てなかったのは残念だったけど、この試合ではみんな興奮していたし、ゴールキーパーが決めて同点になって、こんな大味な試合はないと思う。ホーム最終戦を締め括るには良い試合だったと思う」と試合を総括している。
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