
パリ・サンジェルマンのアドリアン・ラビオ 写真提供:GettyImages
バルセロナはパリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオを今冬にも獲得に乗り出す可能性があるようだ。現地時間22日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がこれを伝えている。
PSGとの契約が来夏で満了を迎えるラビオの去就を巡っては、以前から同選手がクラブ退団を望んでいると伝えられており、ユベントスやミラン、インテル、バルセロナ、さらにはマンチェスター・シティなど多くのビッグクラブが関心を寄せている。
またPSGのアンテロ・エンリケSDは800万ユーロ(約10億4000万円)近くにものぼる年俸で契約延長のオファーを提示したものの、同選手はオファーを拒否したものとみられ、来夏での退団が既定路線と伝えられていた。
ところがバルセロナは移籍金ゼロで獲得可能となる来夏ではなく、今冬の獲得を目指す模様。同クラブは元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやブラジル代表MFパウリーニョの後釜として、今夏にチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルやMFアルトゥールを獲得しているものの、更なる中盤強化を図るようだ。
バルセロナは昨夏にスペイン代表MFダニ・セバージョスの獲得を巡ってレアル・マドリードとの争奪戦に敗れるなど、ここ2,3シーズンは獲得失敗に終わるケースが起きているため、トップターゲットであるラビオ獲得へいち早く手を打つかもしれない。
なおラビオはPSGとの契約延長交渉の際に、1000万ユーロ(約13億円)という破格の年俸を要求している模様。今後交渉を行う際にこの高額年俸についてどのようにバルセロナが対応するのか焦点が当たることになるだろう。
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