11月8日〜12月15日にかけて行われる2018 AFFスズキカップ。アジアで最もホットな大会から、注目選手をご紹介。選定したのはフットボール・トライブの東南アジアエディションに所属する各編集長たち。今回はフォワードにフォーカスしてご紹介する。
チャンナナン・ポームバファ
国籍:タイ
年齢:26
クラブ:スパンブリーFC
ポジション:ST、LW
チャンナナンはムアントン・ユナイテッドFCのユースが生み出した選手だ。しかし、彼が著しく成長したのはオーソットサパー・サラブリーFCに移籍したとき。ボルウォンワタナディロク監督の指導により、彼のパフォーマンスに一貫性が生まれた。タイのストライカーでは珍しい。。パフォーマンスの落ちた時期もあったが、復活を遂げ2016年にスパンブリーFCの一員となった。最終ラインからタイミングの良い抜け出しで、チャンスを伺うスピードあふれるストライカーだ。
最近はセカンドトップやウィングのポジションもこなしている。リーグ戦では10試合6点もゴールを挙げており、それらのポジションにも問題なくフィットしている。代表でも差第rサイドで輝きを放ち、彼の活躍により香港代表とトリニダード・トバゴ代表に勝利を収めている。
ベト・コンカルブス
国籍:インドネシア
年齢:37
クラブ:スリウィジャヤFC
ポジション:ST
決定力、ポジショニング、ドリブルに優れるコンカブルス。2008年からインドネシアリーグのベストストライカーの1人として評価されている。プルシプラ・ジャヤプラ、アレマ・クロノスFC、現在のスリウィジャヤFCも含めてインドネシアのいくつかのビッグクラブで100以上のゴールを記録している。アジリティーが高く、37歳となった現在でも素晴らしいスピードとエネルギーを見せつけている。経験を活かしたクレバーなプレーができるため、対戦国は要注意だ。
グエン・アイン・ドゥック
国籍:ベトナム
年齢:33
クラブ:ベカメックス・ビンズオン
ポジション:ST
アイン・ドゥックはベトナム代表の最高齢選手だ。2006年に初めて代表に呼ばれ、豊富な経験を武器に戦ってきた。ベトナムリーグではキャリア通算200ゴール以上をマークしている。ベテランの域ではあるが、ポジショニングのうまさとゴール前のボールタッチが彼をこの大会でも注目の1人にさせるだろう。
サハウィ・ラシド
国籍:マレーシア
年齢:21
クラブ:ジョホール・ダルル・タクジムFC
ポジション:ST、WG、OMF
今シーズンのマレーシアリーグのMVPに輝いたラシド。15歳の時にドゥンジョンTチームのアカデミーに参加し、CMFとして自分のユースキャリアをスタートさせた。その頃の彼は左足のロングシュートで注目を浴びていた。彼の当時のコーチはこう発言している「彼に輝く未来を感じていたので、怠け癖のあった彼の家までに行き、彼を引っ張リだして練習まで連れて言ったことがある」
16歳の時には、自宅から66km離れていたブキト・ナナススポーツスクールに通い始め、2016年にジョホール・ダルル・タクジムFCに加入している。2017年のAFCの予選でガンバ大阪と対戦し、その時チームは3-0で敗戦を喫した。その後はジョホール・ダルル・タクジムFCにとってなくてはならない存在となっている。
彼は中央でストライカーとしてもプレーでき、ウィンガーとしてもプレー可能だ。もう一人のFWであるアクヤル・ラシドと相性が良く、得点の量産が期待されている。彼のスピード、運動量、予測できない動きはでこの大会でも発揮されるだろう。
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