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ついて行きます師匠!恩師の後を追って移籍した選手たち

ジョルジーニョ

クラブ:チェルシー

マウリツィオ・サッリが自身のスタイルをチェルシーに浸透させ、開幕から12試合無敗という記録を打ち立てた。しかし、その実現にはジョルジーニョの存在が必要不可欠だっただろう。ナポリ時代から、サッリはジョルジーニョに一定の依存をしチームを率いてきた。それはチェルシーでも変わらない。すでに不動のレギュラーとして扱われている。もちろん、ジョルジーニョもそれに見合うだけのプレーを見せている。サッリが率いるクラブを変えることがあれば、再びジョルジーニョを連れていく可能性はあるだろう。


ハメス・ロドリゲス

クラブ:バイエルン・ミュンヘン

2014年夏にモナコからマドリードに7500万ユーロで加入したハメス・ロドリゲスは、加入初年度にアンチェロッティ監督のもとで出場機会を確保するとともに、リーグ戦で13ゴール13アシストをマークする。しかし同監督が無冠の責任をとる形でシーズン終了直後に解任されると、ハメス・ロドリゲスも翌2015/2016シーズン以降はラファエル・ベニテスやジネディーヌ・ジダン監督のもとで出場機会が激減。昨夏に去就が騒がれる中、2年レンタルの形でバイエルンへの電撃移籍が決定した。ハメス本人もバイエルン移籍の決め手の1つにアンチェロッティ監督の存在を挙げている。


アルバロ・モラタ

クラブ:アトレティコ・マドリード

モラタは2014年夏にレアル・マドリードからレンタルでユベントスに加入する。そのモラタ加入直後、コンテ監督は補強方針を巡りフロントとの衝突し突如辞任を発表。モラタはプレシーズン合宿初日のみコンテ監督の指導を受ける形となった。その後、マッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとで2014/2015シーズンのCL準優勝に貢献するなどクラブに欠かせない戦力となっていたモラタだが、マドリードが買戻しオプションを行使。マドリードでベンチ要因として不完全燃焼のシーズンを過ごすも、2017年夏にコンテ監督率いるチェルシーへ完全移籍を果たしている。現在はレンタルでアトレティコに加入中。


マッティア・デ・シリオ

クラブ:ユベントス

2011年にトップチーム昇格を果たしたデ・シリオはアッレグリ監督に才能を買われると、翌2012/2013シーズンにはリーグ戦27試合で起用される。しかし、アッレグリ監督は2013/2014シーズンの1月とシーズン半ばに成績不振の責任をとる形で解任される。それ以降、ミランは2016年7月のビンチェンツォ・モンテッラ監督就任まで頻繁に監督交代が行われ、混迷期に突入。デ・シリオ長期離脱する時期があったとはいえ、その混迷期の中でもサイドバックでレギュラーの地位を確立していたが、2018年で満了を迎えるクラブとの契約延長を拒否。昨年7月にユベントスへの移籍を果たしており、ユベントスのアッレグリ監督の希望が実現した形だ。


ズラタン・イブラヒモビッチ

クラブ:LAギャラクシー

ユベントスのカルチョポリによるセリエB降格を受けてインテルに加入したイブラヒモビッチ。2008/2009シーズンに始めてモウリーニョのもとでプレーする。その後バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマンとクラブを変え、2016年夏にフリーでユナイテッドに加入すると、一方のモウリーニョも2015年12月にチェルシーから解任された後、2016年5月末にユナイテッドの指揮官として現場復帰。イブラヒモビッチは4月のEL準々決勝で右ひざを負傷し離脱を余儀なくされたが、クラブ史上初のEL制覇に貢献。その右ひざの故障によって昨季終了後にユナイテッドとの契約は解消されている状態だが、モウリーニョ監督が再契約を示唆するなど去就に注目が集まった。


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名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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