今年1月にリーグアンのパリ・サンジェルマン対ナント戦で選手に蹴りを入れた審判トニー・シャプロン氏が当時の事件について振り返った。英メディア『BBC’s World Football』に出演しコメントしている。
この試合で主審を務めていたシャプロン氏はナントDFジエゴ・カルロスと接触して転倒。これに対して蹴りを入れ報復行為を行った。
O que é isso, rapaz? Árbitro cai no chão, agride zagueiro Diego Carlos, do Nantes, e ainda expulsa o brasileiro no fim do jogo em que o PSG venceu por 1 a 0, pelo Francês pic.twitter.com/rjy3Q5poNP
— globoesportecom (@globoesportecom) 2018年1月14日
その後、シャプロン氏は3ヶ月の職務停止処分が言い渡されるも審判業を辞める選択をしていた。そんな仰天事件を生んだ元審判は当時を次のように振り返った。
◆トニー・シャプロン氏
「私は彼を蹴りたくなかった。
私の(審判としての)キャリアがあの試合で、ああいう状況で終わって残念に思う。審判として1500試合を担当してきた後に受け入れるのは難しかった。
私も人間だ。苦痛を感じたし、怖かったし、疲れた。あれは攻撃的なものではなかった。あの時はただ瞬間的に反応しただけだからね。
私は誰かに押されて倒れたので、反射的に足を出して、『おい、気をつけろ!』と言ったんだ。実際のところ、選手や監督たちの反応は『OK、こいつはミスをやらかしたが、それがどうした?』というものだった。
だが…」
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