
ニースのマリオ・バロテッリ 写真提供:Getty Images
ニースのFWマリオ・バロテッリの発言はファンにとって大きな話題となっているが、今回は最近変えた自身の髪型ではなく、今でもフットボール界に蔓延している問題に対して言及しているようだ。現地時間10日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
バロテッリはこれまでもイタリア代表の試合などをはじめ、度々人種差別の被害に遭っている。またSNS上でも多くの差別的発言を受けているが今回、自身のインスタグラムのアカウントに寄せられている差別的コメントに対してストーリー機能を使い、怒りをあらわにしている。
「人種差別をするあなたたちへ。死ぬまで誰にも大切にされずに孤独な生活をしてみてほしい。もう我慢できない。人種差別主義者はこの世界の病気。言いたいことがあれば私の前に言いなさい。パソコンやスマートフォンの画面の前でいうことはあまりにも簡単だ」
さらに同選手は自分自身を応援しているファンに対しても「『彼ら(人種差別主義者)に気にしないで』などと言わないで。このような問題は非常に重要なのでちゃんと向き合う必要がある」
バロテッリは自身のピッチ内外での行いで度々メディアの標的にされてきたが、今回の人種差別に対する反論については真剣に向き合わなければならないことであることは言うまでもない。
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