天津権健の元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトに古巣であるミラン復帰の可能性が出てきたようだ。9日、『フットボール・イタリア』が報じている。
パトは2007年から2013年までミランに所属。すぐにレギュラーに定着すると、セリエA若手年間最優秀選手賞を受賞するなど頭角を現した。ただ、度重なる負傷に悩まされ出場機会は年々減少。最後は自身から移籍希望をクラブに提出している。
現在、中国でプレーするパトは、ミランへの復帰願望を隠しておらずたびたびコメントがメディアによって報じられている。3人目のセンターフォワードを探すミランはズラタン・イブラヒモビッチの獲得を目指していたが、パトが代替の候補になっていると『フットボール・イタリア』は主張している。
選手側にも復帰の意思があるため移籍に障害はないように見えるが、現在は天津権健が設定している2500万ユーロの移籍金がネックになっているようだ。フィナンシャル・フェア・プレー(FFP)に気を遣わなければいけないミランにとっては到底払える額ではない。果たして、パトの古巣復帰は実現するのだろうか。
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