セリエA プレミアリーグ

モウリーニョとユーベは犬猿の仲。試合後に見せたジェスチャーの意図は?

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は現地時間7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節・ユベントス戦後に見せたジェスチャーについて語っているようだ。同日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。

 CL第3節で両チームがユナイテッドのホーム・オールドトラッフォードで対戦した際、ユベントスサポーターはモウリーニョ監督を揶揄するチャントを歌っていた。

 これに対して同監督はインテル指揮官時代の2009/10シーズンに“三冠”を達成したという意味合いを込めてのものであるのか、ピッチサイドで3本の指を立てている。

 そしてユベントスとのリターンマッチでは終了間際に一挙2得点を挙げ逆転勝利を飾ると、終了のホイッスルが吹かれた後にユベントスサポーターの声を聞くかのように右耳に手を当ててウインクをするモウリーニョ監督の様子がキャッチされている。

 これについて同監督は試合後のインタビューにて「私は90分間にわたって(ユベントスのサポーターに)侮辱されたよ。自分の仕事をするためにここに来たのであり、それ以上のものはない」と怒りを見せている。

 そして「試合終了後に誰も怒らせるようなことはしていない。私は彼らの声を聞きたかったので、あのようなジェスチャーをとったにしかすぎない。おそらくあのようなことはすべきでなかっただろう。ただインテル時代を含めて私の“家族”が侮辱されたので、あのような行為で反応した」とジェスチャーの意図を語った。