セリエA ジェノア

ミラン、開幕から10試合連続失点は「96」シーズンぶりのワースト記録

 ミランはセリエAでの試合における「連続失点試合数」の記録をまたもや更新してしまったようだ。現地時間31日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ミランは現地時間31日に延期となっていたセリエA第1節・ジェノア戦に臨んでいる。この一戦では開始早々の4分にFWスソがいきなりネットを揺らしミランに先制点をもたらしたものの、56分にイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリが痛恨のオウンゴールを喫している。

 その後試合は膠着状態となったものの、後半アディショナルタイムの90+1分にオウンゴールを与えていたロマニョーリが自らゴールを決めると、これが決勝点となり2-1と勝利を収めている。

 ただジェノア戦で失点したことにより、ミランは今シーズン開幕からの10試合全てでクリーンシート未達成に終わっている。また開幕から10試合連続での失点は1922/23シーズン以来のワースト記録となっているようだ。

 なお、ミランがリーグ戦で最後にクリーンシートを達成したのは、昨シーズンのセリエA第32節・ナポリ戦であり、この時はスコアレスドロー(0-0)に終わっている。

 守備陣の再構築が急務となっていることは明らかであるものの、イタリア代表DFマッティア・カルダラが長期負傷離脱をしいられるなど苦しい状況が続いている。このまま毎試合失点する状況が続くと、ミラン首脳陣は来年1月の移籍市場期間に新戦力を迎え入れるかもしれない。