パリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオはやはりクラブ退団に近づいているようだ。現地時間30日、イタリアメディア『Calciomercato.com』がこれを伝えている。
PSGとの契約が来夏で満了を迎えるラビオの去就を巡っては、以前から同選手がクラブ退団を望んでいると伝えられており、ユベントスやミラン、インテル、バルセロナ、さらにはマンチェスター・シティなど多くのビッグクラブが関心を寄せている。
その中でもユベントスはファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)が現地時間7日に行われたリーグアン第9節・リヨン戦の視察に訪れていたと伝えられている。
一方PSGのアンテロ・エンリケSDは800万ユーロ(約10億4000万円)近くにものぼる年俸で契約延長のオファーを提示したものの、ラビオは再びオファーを拒否した模様。また同選手が国外挑戦に対する強い思いを抱いているという見方も広まっているようだ。
なおラビオは年俸面において以前、クラブ内の選手でトップ5に入ることが契約延長への前提条件と伝えられており、今回のオファーではPSG側が同選手の要求をのんだ形となっている。
ただそれでも選手サイドが拒否したことにより、来年1月以降に他クラブと交渉することのできる可能性が高まったと考えて良いかもしれない。
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